『ある精肉店のはなし』
『ある精肉店のはなし』



大阪府貝塚市の北出精肉店は
牛を育てるところからはじめ、
捌き、販売までしている。
2012年3月に先祖代々使用してきた
屠畜場が閉鎖されることになった。

今までと未来へ続くある家族の記録。
父の後を継いだ兄弟の華麗なお仕事によって
店頭に並ぶ美しいお肉たちをみてたら
ものすごくすきやき食べたくなってしまった。

と言う、おいしい肉が出来るまでのお話だけではない。
これは老若男女だれもがとても見やすい
部落解放を題材にした映画になっている。

わたしが通っていた中学も
被差別部落の授業がよくあったし、
映像も色々見させてもらったけど
つい構えて見てしまう作品が多かった。
こんなに気負ってなくて自然に
すっと入られて、わかりやすく
受け入れられる作品はあまりなかったと思う。

誇り高い自分の仕事に対して差別を受けたり
住んでいる場所で差別を受けたりするという
どういう風に考えても感謝され、ありがとうって
言われることはあっても、差別されてしまう
その意味がまったくわからなくて
子供ながら、頭がパンクしそうだったことを覚えてる。
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